調剤事務の資格取得

 

調剤事務の資格を得るためには一体どのようにしたら良いのでしょうか。
そもそも、調剤事務の資格は民間企業が試験を設けていることが多く、受ける企業によっても資格の名前が若干異なります。
決して国家資格ではないのです。
いくつか種類をあげると医療保険調剤報酬事務士、調剤事務管理士、調剤報酬請求事務専門士、調剤情報事務管理士などがあります。
私が取得したのは「調剤事務管理士」ですが、この資格は主に調剤薬局などで、処方箋の受付や会計を行うための事務能力を認定する資格試験です。
試験資格は問わないので幅広い年齢の方が受験されていました。
特に女性の受験者が圧倒的でした。
試験時間は2時間で、時間内に実技、学科両方を受けなければなりません。
実技では調剤報酬明細書の作成を3枚作成します。
持ち込みも可ですが合格基準は実技学科ともに70点以上とされ、両方点数を超えていないと合格はできません。
合格率も60%超えなので、2人に1人以上は受かる確率になります。
受験も年に5.6回実施されるので受けやすいと思います。
では、どのようにしてこれらの資格を取得するのが一番良いのでしょうか。
勉強方法も様々です。
本屋でテキストを買って独学される方。通信講座を利用して自宅で勉強される方。
専門学校に通って講習をしっかり受け受験される方。
取得方法の道は様々です。
それぞれにメリットデメリットがあると思います。
独学で勉強される方は、自分のペースで自分の好きな時間に好きなだけ勉強できます。
しかし、難問に差し掛かった時、わからなくても、自分で調べて答えを生み出さなければならないところがデメリットといえるかもしれません。
通信講座は、各通信講座のオリジナルの教材を使い、自宅で自分のペースで勉強できること、わからない所は通信講座の専属の先生に質問できることがメリットですが、逆にすぐに答えが欲しくてもアドバイスまでに時間がかかってしまう点ではデメリットかもしれません。
専門学校での受講のメリットは通信講座同様オリジナルの教材を使いテストに出そうなところを重点的に教えてもらえる点です。
また、質問もその場でできわからない所は納得するまで繰り返して質問できるところもメリットだと思います。
デメリットは決まった時間に通学し登下校にも時間を要してしまうところがデメリットなのかもしれません。
どのような、勉強法にもメリットとデメリットがありますが、自分に合った勉強法で受講できるのがベストではないかと思います。

 

薬剤師に感謝

 

最近では院内での処方ではなく院外処方をしている病院が増えてきたため病院で出してもらった処方箋をもって調剤薬局へ行くことが多くなりました。
子供がアレルギー性鼻炎のため、先日耳鼻科へかかった時の事です。
ここのところ症状が続いているからしばらく薬を飲んだ方がよいということで出してもらった処方箋を持って耳鼻科の隣に併設されている調剤薬局へ行きました。
受付の時に薬剤師さんに「お子さんの体重はどのくらいですか?」と聞かれ「○キロです」と答えたところその薬剤師さんが「??」な表情して「ちょっとお待ちくださいね」と言って奥に入っていってしまったのです。
しばらくして奥から何か書類を持ってでてきて「前回は○キロと答えてもらってますが・・・」と。
実は2週間前に夫が子供を連れて行った時にどうやら適当な数字を答えていたようなのです。
耳鼻科の先生が前回夫が言った体重から量を割り出して薬を出しているから変更をしなければならないとのことで、薬剤師さんが耳鼻科の先生に電話で確認をして薬を作り直してくれたのです。
「大丈夫ですよ、大差があった訳ではないのですが前回は体重を少し低く申告しってもらっていたようなので今回は薬の量を多くしました。」と言ってもらい手間をかけてしまい申し訳ないと思ったのですが嫌な顔一つせず親切に対応してもらいありがたく思いました。
前回、体重を少なく申告していたからまだ良かったものの多かったら薬の量が多くなり体にとって危険だと思い、怖くもなりました。
子供の場合、薬の量が体重によって違うので気を付けなければいけないという事が分かりそれからは受診前に必ず体重を計るようにしています。

 

3年のブランクを経て薬剤師として再就職

 

昨年の春に薬剤師として再就職を果たしました。
私は以前、7年間にわたり調剤薬局で薬剤師として勤務。
結婚を機に、勤めていた調剤薬局を退職しました。
その後に出産、育児のため3年間は仕事から離れていました。
子供が成長して保育所に預けられるようになったので、薬剤師として仕事に復帰することを決意しました。
再就職するにあたって、最も気になっていたのは3年のブランクがあったことです。
また、薬剤師の仕事は勤務先によって、多少ルールが異なったり業務内容が違う場合もあるため、自分がやっていけるか自信はありませんでした。
再就職先は、薬剤師を専門にした支援サービスや求人サイトに登録して探しました。
薬剤師は比較的、再就職しやすいと言われていますが、私の場合は再就職するのに3ヶ月ほど時間がかかりました。
どうしても以前勤めていた調剤薬局と比較してしまい、なかなか再就職先を絞り込めなかったことが原因です。
しかし、昨年の春に無事に再就職を果たすことができました。
以前に薬剤師として仕事をしていた経験が活かせそうな、調剤薬局に再就職したのです。
現在は再就職した調剤薬局で、ブランクを感じることなく働くことができています。
以前勤めていた職場とは違う部分があったり、ブランクを感じることもありますが、再就職できて満足しています。

 

薬剤師は安定した仕事

 

薬剤師は国家試験にパスしないとなることができません。それ以前に、薬学部の大学を卒業しないといけません。
2005年までは、この大学は4年生であり、6年大学は医者になるための医学部だけでしたが、2006年からは薬学部も6年生になりました。
薬というのは、ちゃんと使えば私たちの体に有益なことをもたらしてくれるけれど、使い方を間違うと取り返しのつかないことになるものです。
だからこそ知識が大事なので6年かけてしっかりと知識を得るために必要な年数だと思います。
私の知り合いにも薬剤師さんが何人かいますが、一度、この免許を取れば、どこの薬局、病院でも働いていけるし、いまや全国チェーンのドラッグストアで薬剤師さんが必要なので、正社員でなくてもアルバイトやパート雇用でもとても重宝される存在です。
なので、女性の方は、結婚や出産でも働ける場所がある程度は確保しやすい職種だと思います。
そう思うと、私も薬学部に行って、資格を取っておけばよかったと思います。
でも、私の周りの薬剤師さんたちは、安定した仕事はあるけれど、給料面では国家試験を持っているから周りからは良いように思われるけれど、そんなことはないと言う人がいますが、これからも必要となる世の中になると思います。

 

薬剤師の優しい気持ちに救われました

 

私はある病気で、病院を受診した事がありました。
そのとき、その病気についてよく理解できなかった私は、医師に何度もそのことについて聞いたのでした。
その時のことをよく覚えています。
多分その時の私の精神状態は、不何の真っ只中にいるような感じだったと思います。
すると、医師からは看護師に説明を聞いてくださいとしか言われなかったのです。
そのとき、医師に私が求めていた事は、詳しい説明ではなくて、私の気持ちを受け入れて欲しいという気持ちを伝えたかっただけなのです。
しかし、そのような返事がかえってきたので、少しがっかりとした気持ちになったのです。
そして次回に日帰り手術をおこなうようになった私は、その病院の横にある調剤薬局で内服薬を受け取ることになったのです。
その時の気持ちは、もうかなりのどん底といった感じになっていました。
すると、その様子を見たそこにいた薬剤師の人が、親身になって話を聞いてくれたのでした。
そのとき、堪えていた涙がどっと溢れてしまい、恥ずかしいと思ったのですが、その人は、何も言わずにじっくりと聞いてくれたのです。
その時に泣く事によって、気持ちも少しは落ち着き、帰宅することができました。
その時の親身になってくれた薬剤師さんのことは、一生忘れる事はないと思っていて、とても感謝しています。

 

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